ハサップログでジャパンキャビアの製造現場を「見える化」 【前編】
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takaジャパンキャビア製造現場責任者インタビュー【前編】
サミットで採用されるジャパンキャビアに選ばれたハサップログ…製造現場の声は!?
ハサップログを導入いただいたジャパンキャビア株式会社を訪問し、製造部係長の村田さんに現場の声を聞いてきました。
宮崎県宮崎市から世界に誇るキャビアを製造するジャパンキャビアは対米HACCP、EU HACCPを取得。数あるHACCPアプリから、松幸産業のハサップログを選んでいただいた理由と、導入や使用してみての感想は…。
ハサップログ開発担当として、現場の声はとても気になるところです。(取材=松幸産業 末吉健悟)
ジャパンキャビアの会社情報
事業
- キャビアの製造
- 販売・輸出およびそれに関連する事業
認定
- 宮崎県立地企業認定
- 経済産業省 地域未来牽引企業認定
- 経済産業省 はばたく中小企業・小規模事業者300社に認定
- 宮崎県未来成長企業に認定
許認可
- 対米HACCP認定施設 (厚生労働省 対米輸出水産食品取扱認定施設)
- EU HACCP認定施設 (厚生労働省)
- 中国向け輸出水産食品施設認定
ハサップログ導入の背景
- 「記録のデジタル化」の流れ
新ツール導入に対して現場からの声は…「タイミングよくハサップログの話が来た」
―どこの会社や現場でもそうですが、新たなシステムやツールの導入には反対意見もありがちです。ハサップログの導入にあたり、現場の意見や反応などはいかがでしたか?
HACCPですが、ハサップログの導入前は記録用紙に全て手書きでしたので手間がかかりましたし、記録表の印刷にはどうしても時間がかかりました。そして、記録したファイルに関しても3年間は保管しますので、保管場所の確保にも困っていましたね
HACCPアプリですが、ハサップログを軽く使ってみてシンプルで記録表も上手く取り込みやすくなっていて「良い感じだな」との印象でした。
実はハサップログの導入前から、ジャパンキャビア内でも「記録のデジタル化」は話題になっており、常に課題に上がっていました。最初の頃は「HACCPの記録表をPDFにして保存する形式で良いんじゃないか?」との声もありましたね。
そのような状況の中で、HACCPアプリの存在を知って「1回、使ってみても良いのでは?」との流れになりました。PDF保管ならPDF保管でも良いかな、との考え方もありましたが、現場ではデジタル化に対しての反対は特にありませんでした。記録のデジタル化の流れの中で、ちょうど良いタイミングでハサップログの話が来た、と思います。(後編へ続く)
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この記事を書いたライター
taka
佐藤 貴洋(sato takahiro)。1973年横浜市生まれ。慶應義塾大学環境情報学部中退後、イタリア国立ペルージャ外国人大学留学。日刊スポーツ現地イタリア特派員として元日本代表MF中村俊輔のRegginaでの3年間を毎日取材。同時にLivedoorにてイタリア最大スポーツ新聞La Gazeetta dello Sportの翻訳記事を配信。2007年に日本帰国後は日刊スポーツ広島総局記者としてJリーグ、プロ野球、高校スポーツを担当。その後、広告代理店で各種大学・企業の広報誌などを、Webサイト制作会社でWebディレクター、Web広告運用などを経て2022年独立。趣味はフットサル、総合格闘技ジムROOTS。
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